めだかの寿命
自然界で生きていく場合、外敵の存在や熾烈な生存競争の影響で約1~2年と言われています。
人の手による飼育下では、約2~3年が平均寿命になります。
また環境にもよりますが、屋内飼育の場合4~5年生存する個体もいます。
適切な飼育方法で長生きさせてあげてください。

水合わせ
めだかは水質や水温の急激な変化に弱いです。
めだかがおうちにやってきたら新しい環境に適応させるために水合わせをしてあげましょう。
①移し替える水鉢or水槽に水道水を入れましょう。
めだか一匹あたり1リットルが目安です。
水道水にはカルキ(塩素)が含まれています。
一日汲み置きしておけばカルキは自然と抜けてきます。
塩素中和剤を使用して短時間で除去することも可能です。
※水道水の代わりにグリーンウォーターを使用することもできます。
グリーンウォーターは植物性プランクトンにより緑色をした水で、めだかの安定した飼育が期待できます。
詳しくはコチラ
②水鉢or水槽に袋のまま30~40分浮かべ、水温を合わせます。
③袋の中に水鉢or水槽の水を少し入れ、10分ほど浮かべます。
この作業を2~3回繰り返します。
④袋からメダカをすくい、水鉢or水槽に移しましょう。
これで水合わせは完了です。
飼育場所
1.屋外(常温飼育)
初心者の方は屋外がお勧めです。
自然光でめだかが色鮮やかに育ちます。
日当たりの良さはめだかの繁殖にも好条件です。
また、水生植物を入れている場合は太陽光で良く育ちます。
2.屋内(加温飼育)
お部屋に光が入らないまたは弱い場合はライトを用意しましょう。
水槽が大きい場合はろ過装置が必要です。
屋内は室温が安定しやすいというメリットもあります。
ヒーターを使用することで一年中活発に動く様子を楽しめます。
エサやり
めだかのエサやりは1日2回が目安です。
1.時間帯は午前と午後に1回ずつ
2.エサの量は2~3分で食べ切る量
3.春や秋の低水温期は1日1回
4.効率良く繁殖させるなら
水換え
めだかは基本的に綺麗な水が好きです。
水の色の変色や汚れが目立つ前に水を入れ替えてあげましょう。
ただし、頻度が多すぎると入れ替え作業がめだかのストレスになったり、必要な微生物も減るため好ましくありません。
タイミング
目安としては、夏場は汚れやすいので週に1回、水温が低くなり出したら2週に1回、冬場は冬眠しているので水替えはほとんど不要です。
ただし、ろ過フィルターや水草など環境によって適切な頻度は異なります。
頻繁に汚れる場合はめだかの数と水槽の大きさ、水量が合っていない可能性があります。
目に見える汚れや時期的な頻度だけでなく、めだかの餌への食いつきの良さなどを観察しながら柔軟に対応するのが一番です。
経験値を高めるのもめだか飼育の醍醐味ですよ。
換え方
①水を用意する
カルキ抜きした水を用意しましょう。
水量は水槽内の水量の1/3から半量にとどめましょう。
水温は水槽内と同一にする必要があります。
室内の場合は水槽のそばに水を置いておくと、水温が水槽の温度に合ってきます。
②水を抜く
灯油用のポンプの吸油口をガーゼで覆って輪ゴムで止めると、簡易的な水換えポンプの完成です。
これを使って水槽内の水を1/3から半量抜きます。
③清掃
網を使って目に見えるゴミを静かに取り除きます。
側面の汚れも落としておきましょう。
④水を入れる
用意しておいた水を静かに入れます。
